リクエスト
□たまには飲まれろ
2ページ/7ページ
リビングで宴会を始める暁。
テーブルに並べられた料理も心なしか豪華に見える。
蠍「受け組は酒飲まねえのか?」
飛・泥・鼬「受け組言うな!!(怒)///」
鳶「あ、一応わかってるんすね」
泥「黙れ仮メンバー(怒)」
まだ正式な暁ではないトビがいることは気にしない気にしない。
泥「日本酒は苦手なんだ、うん」
鼬「とても不本意ですが、右の髷に同じ」
泥「不本意ってなんだ! うん!?(怒)」
飛「オレは戒律だからァ。ほいほいほい」
飛段は、イタチ、デイダラ、小南に、ガラスのコップに注いだオレンジジュースを渡していく。
泥「お、悪いな」
酒飲めない組は先に「お疲れー」と乾杯し、ジュースを飲んだ。
一方、酒飲む組はさっそくサソリが持ってきた酒を飲もうと円になる。
サソリは飲めないが、その円に混ざった。
ぺ「酒なんていつぶりだろう」
鮫「仕事中は飲めませんからねぇ」
絶「どんな味だろ?」
角「トビ、さっさと開けろ」
鳶「はいはい、人使い荒いっすね〜」
トビはテーブルの真ん中に置いてあったヒョウタンを手に取り、「サソリ先輩、いただきまーす」と声をかけてから蓋を取り、先に角都が差し出す御猪口に注ごうとした。
しかし、
鳶「………あれ?」
傾けても、肝心の酒が出てこない。
角「どうした?」
鳶「ん〜?」
面の右の穴から、ヒョウタンの中を覗いた。
鳶「あれ? お酒入ってないっすよ?」
ぺ「なに!?」
ペインと角都と鬼鮫がサソリに顔を向ける。
蠍「なんだよ、酒は確かに入ってたぜ。テメーらも触ったり振ったりして確かめただろーが」
角「ではなぜ肝心の酒が入ってないのだ?」
そう言って角都がサソリを睨みつけたとき、
ガシャンッ!
ぺ・角・鮫・鳶・絶「!!?」
.