リクエスト

□たまには飲まれろ
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リビングで宴会を始める暁。

テーブルに並べられた料理も心なしか豪華に見える。


蠍「受け組は酒飲まねえのか?」

飛・泥・鼬「受け組言うな!!(怒)///」

鳶「あ、一応わかってるんすね」

泥「黙れ仮メンバー(怒)」


まだ正式な暁ではないトビがいることは気にしない気にしない。


泥「日本酒は苦手なんだ、うん」

鼬「とても不本意ですが、右の髷に同じ」

泥「不本意ってなんだ! うん!?(怒)」

飛「オレは戒律だからァ。ほいほいほい」


飛段は、イタチ、デイダラ、小南に、ガラスのコップに注いだオレンジジュースを渡していく。


泥「お、悪いな」


酒飲めない組は先に「お疲れー」と乾杯し、ジュースを飲んだ。


一方、酒飲む組はさっそくサソリが持ってきた酒を飲もうと円になる。

サソリは飲めないが、その円に混ざった。


ぺ「酒なんていつぶりだろう」

鮫「仕事中は飲めませんからねぇ」

絶「どんな味だろ?」

角「トビ、さっさと開けろ」

鳶「はいはい、人使い荒いっすね〜」


トビはテーブルの真ん中に置いてあったヒョウタンを手に取り、「サソリ先輩、いただきまーす」と声をかけてから蓋を取り、先に角都が差し出す御猪口に注ごうとした。


しかし、


鳶「………あれ?」


傾けても、肝心の酒が出てこない。


角「どうした?」

鳶「ん〜?」


面の右の穴から、ヒョウタンの中を覗いた。


鳶「あれ? お酒入ってないっすよ?」

ぺ「なに!?」


ペインと角都と鬼鮫がサソリに顔を向ける。


蠍「なんだよ、酒は確かに入ってたぜ。テメーらも触ったり振ったりして確かめただろーが」

角「ではなぜ肝心の酒が入ってないのだ?」


そう言って角都がサソリを睨みつけたとき、





ガシャンッ!





ぺ・角・鮫・鳶・絶「!!?」




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