銀魂BL小説置き場
□死に急ぐ姫
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「先生
俺
死にたいの
だから死なせてよ。
ねぇ
俺もここから
出してよ」
【死に急ぐ姫】
「先生、また来たの?
来てくれたなら
この拘束具外してよ。
ねぇ」
「ダーメ。」
毎日毎日、絶対に夜に高杉の病室に行く。
高杉は自殺癖を直す為にここに無理矢理入院させられてる
この病院はは精神科専門。
高杉の病室は最上階。
成人した大人が絶対に入らないぐらいの大きさの窓が4つありドアには鍵が付いてて中からは鍵が開けれない。
だから監禁状態。
でも高杉は窓を割ったりしてそね破片で死のうとするからベッドに拘束されてる。
「先生の意地悪
俺
死にたいのに
何で死なせてくれないの?
ねぇ
先生。」
「先生は意地悪だよ?
死なせない理由なんて簡単だよ
死に急ぐ必要が無いから。
人間は自分で死ななくとも勝手に死ねるんだからさ
死に急ぐ必要はないじゃん
ね
晋助くん。」
「でも俺は
それまで待つのが辛いから
死のうとするんだぜ?」
「それなら尚更生かさないと
それに晋助くんは先生のお気に入りだしね。」
「最悪...」
最悪でいいんだよ
君を生かすためなら俺は最悪な野郎になれる。
君を愛してるから
だから最悪な野郎になれる。
さぁ、死に急ぐお姫様
あなたは僕の腕の中
寿命まで生きてもらいますよ
だって俺は最悪だから。
†end†
(君が生きているのなら、最悪になったって構わない)