+++ story @S +++

□アイスとヤキモチと笑顔と
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「ゆじさーん。」

只今某ねずみの遊園地(あ、海の方ね?)でmasatoとデート中のyujiです。
いやぁ、まさと可愛過ぎる(〃Д〃)
だってミニーちゃんの耳着けてますから(´∀`)

「なーにー?」
「アイス食べたいっ★」

うわっ、ま、眩しいっ!!!
まーたん眩し過ぎるよ!!!
その笑顔反則っ!!!

「ん、食べよ食べよ。」

崩れそうになる理性をなんとか保ち店を探すことに。

「あった(^-^)」

嬉しそうに微笑うまさとにますます俺は理性を必死で保つ。

「じゃー…オレンジくださいっ。」

まさとはニコニコしながら販売員に注文した。
あー、そんな可愛い顔俺以外に見せんなよ。
販売員のガキ、絶対まさとのこと女の子だと思ってる。←
ガキのくせに嬉しそうにしやがって、ムカつく。

「ゆじさんは?」
「いらない。あそこに座ってっから。」

若干イライラしてる俺は素っ気なく答えた。
自己嫌悪。
近くの花壇(?)の縁に座りながら何ヤキモチなんか妬いてんだって自嘲。
まさとに対して冷たくしちゃったし。

「ゆじさん…?」

下向いて色々考えてたら買ったアイスを持ったまさとが心配そうに俺を見つめてた。


「何か有った…?」

まさとは俺の隣に座り、アイスをちろっと舐めながら聞いた。

「何でもねーよっ、気にすんな。」

俺はそう言ってまさとの頭をくしゃくしゃと撫でた。
まだ少し心配そうなまさとに向かって微笑ってやれば、まさともにこっと微笑った。
あーもー、だからその笑顔は反則だって。
さっきまでのイライラなんか全部吹き飛んだじゃん。
もう抑えらんねぇからな?

「まさと可愛過ぎ…」
「ふぇっ…?!///」

俺はまさとにキスした。
ちょっとだけ舌を入れてやればアイスの甘酸っぱいオレンジ味。
さすがに人前だし目立つし、俺達の職業も職業だから時間にしたらきっとたったの2、3秒。
それでもまさとの顔は真っ赤だった。

「俺、これ以上は我慢出来ないから帰ろっか。」
「ん…(コクリ)」

俺はまさとの腕を引いて歩き出した。





「今日は泊まってけよ?ってか帰らせねーから。」
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