×ガゼル(風介)

□佐久間
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「今日1日はこれ着てくれないか!」

「死ね」

白地に薄く水色の、いわゆるゴスロリメイド服を持ってきて幸せ絶好調という顔で言う佐久間に冷たく言い放つが…

「風介の可愛い姿見たいんだよぉ」

と駄々をこねる。
何だコイツは何時も以上にうっとおしい…。
来るんじゃ無かったと溜め息するがめげないテンションで更に服を持ってくる。

「1ヶ月と26日ぶりに風介が泊まりに来てくれたんだ、嬉しくない訳無いだろう!」

「数えてるのか」

「当然」

軽く引いたのも気付かないのかコイツは…

「やっぱり風介には白とか青が似合うよなぁ…でもグリーンも有り…?」

ぶつぶつと呟きながら服とにらめっこする。

「何がそんなに嬉しいんだ」

本当に嬉しそうに服を選ぶ佐久間に不意に聞いてみると、

「俺たち付き合ってんのに風介あんまり連絡くれないし…さ、」

それは君が毎日連絡寄越すから私がする必要無いんだろ

「メールの返信も返って来ないし」

君が何時シャーペンの芯買った何て情報私は特に必要としてないのだが

「あんまり会ってくれないし、」

ストーカーやめたら会ってあげるよ

「だから真正面から風介見て、オレが選んだ服着てくれて、一緒に夕飯食べて風呂はいるのが楽しみで仕方無いんだ!」


無邪気に笑う君のその笑顔が好きだから、まぁ少しは機嫌良くしてやっても悪くないかな…

「夜は一緒に寝ような!大丈夫!誰も近付かない様に言ってるから!気持ち良すぎてあんあん鳴いても構わないぞ!」

前言撤回。







―――――
微(?)変態佐久間に呆れながらも何か好き。嫌いじゃない。な
佐久涼がいい

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