×ガゼル(風介)
□吹雪
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「あ」
「あ」
ふらふらと、稲妻町を散歩してたら1度見た顔に出会った
「吹雪士郎…」
「覚えててくれたんだ」
ニコッと笑って返す
初めて会ったのは沖縄から稲妻町に来た時だったっけ…?まぁ、あの時は会ったと言うより試合しただけだし、僕はまだ完全じゃなかったからベンチだったし…
「どうしてこんな所に?」
「それはコッチのセリフでもある…私は…、言うなら散歩、だ」
「ははっ僕もだよ」
明日北海道に帰るからね、と付け足すと
そうか、と短く返された
「綺麗な髪だね」
「?貴様も同じ色だろう」
「そう?僕は涼野くんの方が、綺麗だと思うよ?」
「…そうか」
瞳も、って付け足そうとして案外まつげが長いのに気がついた
何だろう…この気持ちは
もっと知りたいな、涼野くんの事
「ねぇ、」
「?」
「南雲くんとはどういう関係?」
「晴矢?…ただの腐れ縁だ」
「そう」
名前呼び…なんだ。
しばらく肩を並べて歩きながら色んな話をしてみて気がついた
「僕、涼野くんが好きみたい」
「………は?」
「また会えるよね?」
「何言っ…」
きょとんとした顔をする涼野くんの唇に軽いキスをして
連絡先を書いた紙を渡してから
「キャプテン達が待ってるから、またね!」
と、言い残して走った
最後に見た涼野くんの顔、真っ赤で可愛かったな…何て思いながら
次に会える時が楽しみになった
end
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グダグダ(^q^)
吹涼(吹ガゼ)って良いよねってなって突発的に……
吹雪が…変な子だ…orz