他カプ

□韓国3馬鹿
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・CPナシ




「かおす…」

「カオス?どうしたよ」

「……いや、」

何でもない、何でもないんだ。
最近南雲の機嫌が悪い。
何故かはわかっている。
世界は強かったんだ
私達が思ってた以上に、遥かに上のレベル。
私達の力も、私自身の力も、並んで歩くには足りない実力。
アフロディやチェチャンスウという新たなる仲間と共にやっとアジア最強を名乗れたくらいだ

「…南雲」

「今度は何」

プレーが雑だ。なんて言ったらまた機嫌が悪くなるんだろう。
足りないのは何だ
強くなり、強く有りたい
点を取られるのも負けも、どちらも悔しくて仕方ない。
回りの仲間達を見ていると自分の実力は世界に通用しない事くらいわかる。
勝てないかもしれない…、いいや負ける。きっと何処かで負ける。
こんな風に考えるのは嫌だ、だから

「時間は何故戻らないのだろうか」

「は?」

「……グランがジェネシスで、最強。それを引きずり落として私達が最強になりたかった。あの時ならなれた」

カオスは強かった。
円堂守達に大差を付けれた。誰も宇宙最強のDFを越えれない。誰も宇宙最強の技を止めれない。
自信が、あった。

「風介…」

「前を見なよ、チームメイトは何をしてる?」

南雲が何かいいかけた所でアフロディの声が聞こえた。いつからいたのか

「皆世界に向けて特訓してるんだ。強く成るために。天才も最強も、何時かは追い付かれるんだ。だから努力する…はじめから全てを持ってるわけじゃない」

ね、と背中を押されて
気が付いた
そうか

強くある為には、人一倍の努力をして、自信をもつ

あの時みたいに…。


「おれらも1から頑張らねぇとな…!」

「3人での連携技何てどう?」

「お、いいね!」

「それなら早速特訓だね!行くよ、涼野くん」

「ああ」



また最強に成るために、努力する





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