妄想幻想水滸伝Ⅴ
□カップリングなりきり100の質問
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26 相手の誕生日。どう演出する？
ダイン：そう言えば、あなたの誕生日を知らないな…。
ユーリ：それ訊かれても困ります。自分でだって知らないんですから。
ダイン：（痛ましげに見つめ）
ユーリ：そんな顔しないで。…そうね、宿舎のひと達にしたみたいに、かな。
ダイン：宿舎の？
ユーリ：ああ、隊長殿は間の悪いおひとでしたものね。誰の時にもお仕事入っちゃってて。
えっと、ケーキ焼いて、お誕生日のお歌歌って、ケーキにロウソク立ててね、願い事しながら吹き消してもらうの。うん、普通のお誕生日みたいなお祝いしたいな。
27 告白はどちらから？
（双方、しばし黙り込み）
ダイン：告白…。
ユーリ：そんなイベント、こなしてましたっけ？
ダイン：イベントって…あなたは（脱力）
ユーリ：最初に誘ったのは、私です。…これでいいですか？
28 相手のことを、どれくらい好き？
ダイン：身も心もあなたに捧げます、という程度には。
ユーリ：…まるで臣下の模範解答でも見てる気分だわ。
ダイン：では、言い方を変えましょう。あなたの涙は見ているのがつらいけれど、泣くのをこらえてうつむいて震えているのはもっとつらいから、私の前でだけは泣いて欲しい、と思う程には。
そしてその時、抱きしめて涙を拭いてあげられるように、常にそばにありたい、と願うぐらいには。
ユーリ：…私は…離れていてもいいから、あなたが無事に生きていることだけ望む程、あなたが…。
ダイン：ああ、わかっていますから。こんな質問ぐらいでそんな顔しないで下さい（懸命になだめ）