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「トラファルガー、何か話をしてください」
「そうだな、お前はこの島に群生している薬草を知っているか?」
「ううん」
「この薬草なんだが------」












「なぁ、ペンギン
あの二人どうしたんだよ」
そんなの俺が聞きたいところだ
「姫すっかりキャプテンといい雰囲気じゃんか」

二人で島を散策して以来、姫はキャプテンとよく話をするようになった
大抵それは冒頭のように、何か話をしてほしいという姫の要望に答える形で始まる

今まで必要以上にキャプテンに近づかなければ、話もしないことから大分進歩した
島で何かキッカケがあっただろうことが予想できる


「島で何かあったのかな?」
「さあな
だが、キャプテンが楽しそうだ」
「だな、
これで少将も遂にキャプテンの女か!」




そんなシャチの言葉に違和感や感じた
いや、あれはどちらかと言えば野良猫が飼い主になつき始めたようだ な・・・・


その呟きはシャチに届かず、ペンギンの胸の内に落ちていった






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