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そもそも、コトの発端は中佐の地位についたばかりの頃だった
部下が一人の賞金首を取り逃がした
当時は行きすぎた完璧主義で、ミスは許せずそれ以上の功績をあげなければいけないと強迫観念にも似た思想を持っていた
ちなみに当時のモットーは潔癖な正義でした、黒歴史です
部下の失態を挽回するため大慌てで支部を飛び出して港で指示を出していた
出港されては追うことが難しくなるため港の警備を強化する必要があったのだ
あんのコンチクショウは私がわざわざ陣頭指揮をとって警備したにも関わらず、アッサリと海軍の包囲網を突破し海に出やがった
そして後に逃がした賞金首はトラファルガー・ローの仲間だったことが分かった
港についた時点で船はすでに潜水中だったなんて
その時から、トラファルガーを捕まえるために
唯一の失態を自分自身でケリをつけるためになにがなんでもトラファルガーを捕まえると決意したんだ
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