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□はぶあないすでいず!
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「ぶふっ、なぁ、さすがに可哀想じゃ、ぶふっ
そろそろ団長、可哀想っぷぷ」

隣でお腹を押さえながら笑い転げているシャルナークに笑いながら伝えるのだが、いかんせん面白すぎる
姫をデートに誘うことすら邪魔される団長は男として哀れに思える
だが団員としては爆笑ものだ
あの百戦錬磨で狙った獲物は逃さず、狙った女も必ずモノにして飽きたらポイ捨ての団長が姫を相手にすると思春期の子供のようだ

「俺らの可愛い可愛い妹分をモノにするつもりなら多少の試練は必要だよね」
台詞だけなら格好もつくのだが、床を叩いて散々笑った後だ
涙目で笑いながら言われては真剣見が伝わらない

「お前面白がっているだけだろ」
「そういうフィンこそ団長のせいで女にフラれた腹いせだろ」
「なっんで知ってるんだよ!」
「企業秘密!」





なんだ、アレだ!
そのアレだ!団長がんばれよ!
シャルはまだまだアンタで遊ぶつもりだ
もちろん俺は傍観する
こんな面白いことそうそうねえからな




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