short
□発言には責任を持ちましょう
1ページ/2ページ
「ペン兄、ペン兄、キスって気持ちいいの」
「したことないのか?」
「あるけど、ベロチューで感じたことない」
「あー、まあ、そうだな
相手の上手さとかもあるしな」
「じゃあ、やっぱり気持ちいいものなんだ」
「突然どうした」
「だってこの雑誌についているマンガでは気持ち良さそうだから」
「まあ、こういうことは個人差があるし相性もだな・・」
「ペン兄、キスして」
「は?」
「唾液でベトベトになって、もうどうにでもして!ってなるような濃いやつ」
「え」
「なったことないから、体験してみたいの」
「そういうことは、好きなやつとだな・・・」
「ペン兄の唾液飲んじゃうくらい激しいキスお願い!」
「いや、お前唾とか嫌いじゃ・・」
「ペン兄なら大丈夫、だと思う」
「でもな?」
「ペン兄の唾液飲ませてください」
元々、理性だなんてものは脆く崩れやすいと俺は思う
男は狼、上等じゃないか
男が狼なら狼を惑わす女は悪魔だ
俺の大事な妹分で、ハートの海賊団の大事な天使のような末っ子はボーダーラインを飛び越えた
腹を空かせた狼の前に肉をヒラヒラとちらつかせるこいつは悪魔だ
航海中で、たまりにたまった狼はもはや相手が悪魔だろうが天使だろうが・・・
あぁ、もうどうにでもなれ!
なんて、理性がガラガラと音をたてて崩れさった俺は姫に一歩近づいた
。