text...Geass?
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ソフィア―――。
それは、神の娘と呼ばれる、
私の中に芽生えたもう１つの人格。
彼女が持っている力は、
恐ろしく、そして、強大なものだった。
いわば、魔法のような･･･。
それゆえに、代償も大きい。
“私は、お前の心を喰らうだろう。
お前は普通の人間ではなくなる。
それが、この力を手に入れる為の、代価。
それでも、コノ力を、受け入れるか？”
彼女の声が 私の中に
―――響く。
心がなくなる、というのは、一体･･･？
それでも、私は、これ以上
悔しい思いをしたくなかった。
実力がない、なんていわれたくなかった。
もう、嫌だった。
『うわべだけ』の人生は。
自分に『嘘』をつくのは。
この、腐った道を、変えられるというなら、
心なんて、くれてやる―――。
「私は、心を喰われても、
コノ道を歩きたい。あなたと。」
“そうか―――。
その言葉で、私は救われる･･･。”
ソフィアの呟きが聞こえた瞬間、
あたりに光が溢れかえり、
私はそのまま意識を手放した。