text...Geass?
□SeeYou In MyDream
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「チェルス様、
朝になりました。」
はい･･･？
ちぇるす、さま？？？
いや、「様」って。
―ガチャ。
ドアが開き、従者らしい女が入ってきた
私が目を覚ましているのを見て、
「あら。もうお目覚めでしたか。
失礼致しました。」
うーん。どうもにもこうにも
理解不能です。
私の頭、ショートしそうです。
「今日の朝食は、和食に致しました。」
「昨日のレッスンで和食のマナーを
勉強なされたということでしたので。」
げ。
げげげ。
そういうの苦手だし。
きっとそれ、人違いだし。
多分、おそらく、絶対。
「チェルス様、どうかなさいましたか？」
げっ。
私に話しかけているのよね？
人違いにしても、
ここはとりあえずキレイな言葉で･･･
「いいえ。少し変な夢だったものですから。
和食は、好きですの。
ですが、しばらく一人になっても？
どうにも、気分がすぐれないのです。」
フーーーっ！
私、やれば出来るんじゃない！？
従者(のような女)は、
すっかりだまされて(？)、
「それは！！！
わかりました。
本日の予定を一時間ずらしましょう。」
「ええ。
そうしてくれるとありがたいわ。」
私は病人らしく弱々しく笑うと
またベッドに横になった。
従者が静かに出て行くと部屋には私一人になった。