DREAM
□第七章
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〜〜〜〜〜奥州〜〜〜〜〜〜〜
藍 「ンもう朝…」
起き上がろうとしたが、体が動かない…
藍 「…」
後ろを見ると、政宗の寝顔が…
藍 「ま…政宗」
政宗 「……」
藍 《寝てるてか…早く出ないと》
何とか、政宗の腕の中から出ようとするが…
藍 「…出れない」
ガッチリと政宗の腕が、藍を抱きしめているため出る事が出来ない
藍 《どうしよ〜こじゅさん、ヘルプミー》
その思いが通じたのか…
小十 「政宗様、朝ですよ」
ガラッ
藍 「アッこじゅさんヘルプ」
小十 「ハァ〜政宗様、起きて下さい」
政宗 「ン…Good Morning 藍、小十郎」
藍 「おはよ政宗」
小十 「政宗様、朝餉の準備が出来ております。」
政宗 「OKすぐに行く」
朝餉も食べ終わり…
政宗 「今日は確か… 毛利と長曾我部が来るんだよな」
小十 「はい、もうすぐ来るかと…」
藍 《アニキと就様が、来るんだよねウワ〜楽しみ》
政宗 「藍、お前は着物に着替えろ」
藍 「なんで」
政宗 「毛利と長曾我部が来るからな… 着替えてこい」
藍 「ハ〜イ」
部屋に着くと女中さんが居た
女中 「藍様、こちらに」
藍 「はい」
あっという間に着替え終わり…
女中 「お似合いですよ」
藍 「ありがとうございます」
因みに藍が着ている着物は、藍色で蝶が刺繍されている着物だ
政宗 「着替え終わったか」
藍 「うん着替え終わったよ」
ガラッ
藍 「変…かな」
政宗 「変じゃねぇ… Very cuteだ」
藍 「ありがと」
小十 「政宗様、毛利と長曾我部が到着しました…」
政宗 「OK行くぞ、藍」
藍 「うん」
ガラッ
政宗 「待たせたな…」
元親 「待ちくたびれたぜ…」
元就 「我を待たせるとは…」
藍 《入った方が良いのかな》
政宗 「藍、そんな所で突っ立てないでこっちに来い」
藍 「失礼します…」
部屋に入り、政宗の隣に座った…
元親 「あお前に子供なんていたか」
政宗 「訳があって、此処に居るんだ…」
元就 「訳だと」
政宗 「藍、話しても良いよな」
藍 「うん」
政宗 「実は…
と、言う訳だ…」
元親 「信じられねぇ…」
元就 「未来から来たとは…」
政宗 「で… 此処に来た理由は」
元親 「同盟を組みに来た…」
元就 「魔王に対抗する為だ…同盟を組んでやろう」
藍 「やったね政宗」
政宗 「あぁ」
小十 「政宗様…」
政宗 「Anどうした、小十郎」
小十 「前田の風来坊が来ておりますが…
どうします」
政宗 「“居ない”って言っておけ…
今来られたら、迷惑だからな…」
小十 「承知…」
? 「ヒデーな独眼竜…」
藍 「…」
政宗 「テメェ…何勝手に上がり込んでんだ」
? 「そんなに、怒るなよ」
藍 「前田…慶次」
慶次 「オッお嬢さん、俺の事知ってるんだ
イヤ〜、俺も有名になったもんだね〜」
小十 「一体、何しに来たんだ」
慶次 「まつ姉ちゃんから、逃げて来たんだよ」
政宗 「またか…」
藍 「…アッ」
? 「キキッ」
藍 「おいで…」
? 「キッ」
慶次 「アッ…」
藍 「名前は」
? 「キキッ」
慶次 「あぁ、そいつは…(藍 「夢吉…」 エッ」
夢吉 「キッ」
慶次 「夢吉の言葉が、分かるのか」
藍 「うん、動物の言葉や植物の言葉も分かるよ」
元親 「すげぇな…」
藍 「昨日、こじゅさんの野菜達とも話したからね」
政宗 「What」