DREAM

□第四章
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煉 「圭、話ってなんだ


圭 「あのね、やっぱり本当の事を話すべきだと思うんだ…」


煉 「俺達が未来から来た事をか


圭 「うん…」


藍 「どうして


圭 「この時代、名字は身分の高い人しか名乗れないんだ…だから…」


煉 「佐助が、俺達の事を調べて俺達に関する情報が出て来なければ、怪しむと思ったからか


圭 「うん…」


藍 「確かにね、怪しまれて牢屋に入れられるかもしれないし…言った方が良いかもね」


煉 「じゃあ、明日の朝に言うか…俺達が未来から来た事を」


圭 「そうしよう


藍 「うん


煉 「それじゃ、お休み…」


藍・圭 『お休み…』





















三人 『スースー…』


? 「………」


シュンッ



信玄 「佐助か


猿飛 「はい…」


スタッ


幸村 「藍殿達は、眠っていたでござるか


猿飛 「ぐっすりと眠ってたよ
結構、疲れてたみたい…」


幸村 「そうか…」


政宗 「で、何の用があって此処に呼んだんだ


小十 「何か理由があるのか


猿飛 「実は、あの三人の事を配下の忍に調べさせたんだけど…
出身地はおろか、生きていた証拠すら見つからなかったんだ…」


政宗 「What


小十 「生きていた証拠すら見つからなかっただと


幸村 「真か佐助


猿飛 「人間、生きてりゃ何かしらの証拠が残ってるはずなんだけど…」


信玄 「すると、あの三人は一体…何者なんじゃろうか


猿飛 「あの三人の部屋に行ったとき、気になる話をしてたんだ…」


幸村 「気になる話でござるか


信玄 「申してみよ…」


猿飛 「実は…(説明中)…と言う訳」


幸村 「未来から


政宗 「マジかよ…」


小十 「信じられないな…」


信玄 「ウム…」



猿飛 「大将、どうしますあの子達…」


政宗 「未来から来た事が本当なら、誰が天下を取るか知ってるって事だよな…」


信玄 「そうなると、あの三人を守らねばならぬな…」


猿飛 「大将、本気ですか
もし何処かの間者だったらどうするんですか


幸村 「それは無いと思うぞ、佐助…」


猿飛 「どう言う意味旦那…」


幸村 「あんなに幼い者達が間者なわけないだろう武器も持ってなかった…
間者なら、武器を持っていたはず…」


政宗 「確かにな…」


信玄 「幸村、良く言ったのう


猿飛 「ハァ〜分かりましたよ…
でも、何か怪しい動きをしたらその時は…」


信玄 「分かっておる…心配せずとも、そんな事はせぬじゃろう…」


小十 「では、これにて…我々は失礼致します。」


信玄 「ウム。佐助、幸村今日はもう休め
話はまた明日にしようぞ…」


幸村 「ハッ心得ましたお館様


猿飛 「承知
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