DREAM
□第三章
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? 「政宗様」
藍 「んあの人は」
圭 「ヤクザ」
煉 「違うだろ」
政宗 「小十郎こっちだ」
小十 「政宗様ようやく見つけましたよ」
政宗 「小十郎…武田のオッサン所に行くぞ」
小十 「何故ですか」
政宗 「理由は、あとで話す。行くぞ、小十郎」
小十 「ハッ」
圭 「ねぇ…僕達の事、忘れてない」
小十 「政宗様、この子供達は」
政宗 「Ah〜…さっきまで、あそこの草むらに居た子供だ」
小十 「何故、草むらに」
猿飛 「それは、俺様が説明するよ
実は…(説明中)……と言う訳」
小十 「記憶喪失か…」
猿飛 「じゃあ、大将の所に行こうか」
圭 「ねぇ、猿飛さん…」
猿飛 「何圭君」
圭 「お館様の所まで、馬に乗らなきゃダメ」
猿飛 「此処から、大将の所まで結構かかるよ…どうして」
圭 「僕達、誰の馬に乗ったら良いの」
政宗 「俺と小十郎と真田の誰かと一緒に乗れば、良いだろ…」
圭 「アッそっかぁ」
藍 「ジャンケンで、勝った方が誰の馬に乗るかを決めよ」
煉・圭 『賛成』
藍 「じゃあいくよジャンケン…」
三人 『ポンッ』
圭
藍
煉
藍 「私の勝ちじゃあ…
政宗さんの馬に乗るね」
政宗 「OKこっち来い藍」
藍 「ハ〜イ」
圭 「大丈夫かな」
煉 「政宗って、手綱握らなかったよな」
圭 「まぁ、大丈夫でしょ」
煉 「多分な…」
圭 「じゃあ、やろジャンケン…」
煉・圭 『ポンッ』
煉
圭
煉 「俺の勝ちじゃあ俺は…
こじゅさんの馬に乗るな」
小十 「ちょっと待て“こじゅさん”って俺の事か」
煉 「うん小十郎は長いから、“こじゅさん”で。良いだろ」
小十 「まぁ、構わないが…」
圭 「で、僕が幸村さんの馬に乗るって訳だね」
猿飛 「さぁ、行こうか」
幸村 「ウムお館様ァァァ」
圭 「煩い…」
政宗 「しっかり捕まってろよ、藍You see」
藍 「OKI see」
政宗 「 お前、南蛮語が分かるのか」
藍 「アレなんでだろ…いきなり頭に浮かんだ事を言っただけなんだけど…《本当は、分かってるから…》」
政宗 「お前、南蛮に住んでたんじゃないか」
藍 「どうだろ」
政宗 「まぁ良い…行くぞ」
藍 「Σウワッ」
政宗 「YA‐HA」
藍 「速〜い」
小十 「しっかり捕まってろよ…」
煉 「分かった」
小十 「ハァッ」
煉 《こじゅさんは、手綱握るんだよな政宗も、見習えば良いのに…》
政宗 「HAHAHA」
藍 「楽し〜」
圭 「兄さん…」
煉 「どうした」
圭 「藍、楽しそうだね」
煉 「あぁ…」