恋に。〜short story〜

□愛してやまない
〜Die夢〜シモあり
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私には付きあって2年になる彼がいた。
2年も付き合いそろそろ年だし結婚を考えていた時、彼の嘘が発覚した。そう彼はバツイチで子供が2人いて、養育費を払っている。
別にバツイチだからっては気にしないけど元嫁も再婚して優雅に暮らしてて、子供の養育費を払うのも分かるが、生活費まで渡してる。その為デート代やらが払えない。彼は通常のサラリーマンより働いてお金がないっておかしい思い切り出した。
『ごめん。バツイチで子供2人いる。養育費払ってて、俺は結婚も考えてないしでも名無しさんとは付きあって行きたい』そう言われて考えた。考えても考えても元に戻る事はできない。
名無しさん「少し考えさせて」そうしんに、伝えてとりあえず整理したかった。ただしんが好きで、一緒にこれから歩んで行きたかった。
私は、彼の何を見てきたんだろうか?三十路に なると言うのに 男に振りまわされてバカだ!!そう自分に問い。とりあえずしばらく1人で過ごそう。
そう決心したものの どこに 私の気持ちをぶつければよいのか?私は彼と付き合う為に都内に引っ越してきた。だからこそ心の支えさえも失った今、毎日が灰色だ。
誰でもいいから聴いて欲しい。そう思いネットサイトに書き込みをする事にした。
何通ものメールは来るけど、バカにされてるメールばかりだった。そんな時、励ましメールが一件届いてた。メールの内容は『初めまして。いろいろ読ませてもらいました。確かに今が辛い時かも知れんけど、花さんにも幸せは、きっと来るはずやで、頑張ればきっと報われるで 俺で良かったらいつでも聞いてやるから 1人で抱えるなよ』そんな内容だった。スッゴくありがたかった。ちゃんと聴いてくれる人がいてくれて、私はこのメールを読み返信し、このメールをくれた人が年上で『Die』それから相談やらプライベートの話のやりとりして、ただ分かった事は彼が大のお酒好きで 音楽を仕事にしてると言う事だった。
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