09/25の日記

23:23
家令
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スタンはいとしげに写真を見つめた。

「ぼくは彼の言葉に共感できたんです。これはぼくだっておもった。そして、みんなそうなんだって。

そしたら、恐怖が消えた。誰が買っても、ぼくが幸せにしてやろうってハラが決まったんです」

でも、結局、いい方に買われてラッキーだった、と笑った。
わたしはたずねた。

「いまのご主人様を愛している?」

「ええ、ぼくより彼のほうがぼくへの贈り物です。大切にしたい。神様の使いですよ。彼は」

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