氷帝学園
□氷帝学園
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忍足さんは一つ一つの建物を
丁寧に教えてくれた。
…走りながら
忍足「ここがバトミントン部…って自分大丈夫か?」
ジョギング中の奴に聞くのが間違えだった…
侑希「ハァハァ…走るの…苦手」
忍足「エロいな」
侑希「は?」
いや…私の思ってた忍足じゃない
もっと普通の奴かと…
やっぱり丸眼鏡で大阪弁は信用しない方がよかったぜ←
忍足「なんやいきなり黙って」
侑希「(よし、スルーでもしてやろう)」
忍足「無視かい!」
侑希「で…どこ向かってんの?」
忍足「テニスコートやで。宍戸もおるで」
侑希「亮に会うの久々だなぁ」
ちょっと、懐かしんでいたらいきなり眼鏡がしゃべった。驚いた…
忍足「ここがテニスコートやで」
さっきのバトミントン部のコートとは比べものにならないくらい大きくて立派なコートが…
侑希「広い!!」
そして部員がこっちに気づき始めた。
すると美形の周りの奴等とは全然オーラの違う奴がこっちに来た。なんか驚いてる…なんで?
忍足「跡部。俺の彼女や」
跡部「とうとうお前にも彼女ができたのか…」
侑希「ふざけないでよ!変態」
忍足「ひどっ!冗談やん」
跡部「すまないな。こいつはこれが素なんだ」
侑希「いえいえ…」
宍戸「侑希!!」
侑希「亮」
すると亮が驚いた様子でこっちに走ってきた。
相変わらず傷だらけだ…