氷帝学園
□氷帝学園
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景吾達は跡部邸へと入っていった。
日吉「先輩、ワクワクしますね★」
侑希「若、どうしたの?頭でもぶつけた?」
日吉「いえ、昔から幽霊とか興味あったんですよ」
侑希「なんか、若って小学生のとき友達いなさそう」
日吉「まぁ、そうでしたね…」
鳳「でも、日吉って意外と女の子に人気だったんですよ!可愛いって」
日吉「よ、余計なことを!」
侑希「確かに!私、若の小学生のときとか見たことないけど、小学生のときの若を絶対可愛がる自信あるもん!」
日吉「先輩!!」
忍足「ほんなら、宍戸入ろか」
宍戸「あんまり気がのらねーぜ」
侑希「亮、泣き叫んで三回まわってワンッて言えば迎えに行ってあげるよ」
宍戸「そんなことするかっΣ」
忍足「俺がしたら、来てくれるん?」
侑希「はいはい、早く行きやがれ」
忍足と亮を押して跡部邸のなかに入らせた。
芥川「すっげぇ、俺楽しみだC〜!どんなのが出てくんのかな?ワクワクドキドキだぁ〜」
さっきまで寝てた慈郎がいきなり起きたからリアルでビックリした。
侑希「ジローちゃん起きたの?」
芥川「うん!俺らいつ入んの?」
鳳「あと、少ししたらです。慈郎先輩、途中で寝ないでくださいよ」
芥川「分かったC〜」
侑希「でも、なんでジローちゃんはお化け屋敷とか好きなの?」
芥川「人の悲鳴とか、嫌がってる顔とか聞いたり、見たりするのが楽C〜からだC〜」
・・・。
こんな可愛い子でもそんなドス黒い心を持ってるなんて!!
鳳「奇遇ですね、俺もッス」
侑希「チョタァァァァァ!!!
お母さんはそんな子に育てた覚え
はありません」
鳳「侑希先輩がお母さん?俺、絶対マザコンになります」
侑希「なんか、嬉しいけど悲しいよ…それ」
日吉「そろそろ、鳳と芥川さん入ったらどうですか?」
芥川「おぉ!来たC〜!テンション上げ上げだCー」
と言ってジローちゃんとチョタは入って行った
日吉「先輩…知ってますか?」
いつもよりも目が輝いてる日吉からたずねられた。ある意味で怖い
侑希「な、な、何…?!?(・_・;?」
日吉「ヒタヒタさん…」
侑希「え?」
日吉「えぇ。ヒタヒタって言いながら腕で上半身を引きずりながら追いかけてくるんです。しかもかなりのスピードで…」
侑希「…ブフッ」
日吉「え?」
侑希「アハハハハ!!ちょ…若…笑わせないでよ!!アハハハハ!!何でヒタヒタなの?」
日吉「何がおかしいんですか?」
侑希「だって、若がいきなり!ヒタヒタさんとか言うんだもん!」
日吉「先輩…笑ってるのも今のうちですよ…」
侑希「はいはい。分かった分かった」
私はこのときに本当のヒタヒタさんの怖さを知らなかった
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