リボーン短編

□What meaning?
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※骸×クロームです。
 オリジナル主人公は出てきません。
 一部ムクツナ有。



















…──ム……………───ク…ーム







「むく…ろ…様…?」





──…愛してますよ。かわいい僕のクローム…──



それは………








………─どっちの意味ですか…?──…






●○●What meaning?






「…ボス」

「あ、おはよ!…で何?クローム?」

「骸様がボスの事心配してる」

「はぁ…またか…;;」




毎朝起きてからの私の第一声。
夢の中からの骸様からの言葉。

あっ!ごめんなさいっ…。第一声は“ボス”だった。




「骸に今度言っといて。俺の事は構うなって」

「でも、すごく心配してる」



そう言うとボスはまた溜息を一つ吐いた。
ボスの言うこともなんとなく分かるけど、私にとっては骸様が一番だから。
やっぱり骸様が伝えたいことは、できるだけ伝えてあげたい。

それが今私が骸様のために出来る唯一の役目。






「十代目おはようございます!!」

「おっス!ツナ!!」

「おはよう!獄寺くん、山本」



「じゃあボス。私はこれで」

「あっ!じゃあまた朝食でねクローム!!」





骸様────………


骸様……骸様───………






……────会いたいです



たとえ私に会いに来たではなく、ボスに会いに来たとしてもいいから……
またその素敵なお顔を見せて下さい。

また声を聞かせて下さい。


また“クローム”と…………──

「………ッ!」





駄目だ……。
やっぱり私は骸様に会いに来て欲しがっている。こんな感情は骸様を傷つけるだけなのに。
でも、こんなにも…………






呼んで欲しい…………────




夢の中だけでなく、現実で、向き合って、また私のことを呼んでください────…



高望みはしません。私だけを見て欲しいとは言いません。
ただ、もう一度だけ、


















本当の“愛してる”を聞かせて下さい。













(幻なんかじゃない。あなたへの言葉も気持ちも全て現実)









※あとがき

これはかなり前に書いてパソコンに残っていたやつです。
実はサイト立ち上げる前に自己満で書いていた小説がいくつかあったりします←


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