君の幸せ俺の幸せ
□第四話
1ページ/1ページ
オレはずっと、彼を見つめていた。
「スゥ……」
彼、スクアーロはベットの上ですやすやと、眠っている。
とても無防備な寝姿に、オレは息を飲んだ。
白い肌に、長いまつ毛。
そして、薄い唇……。
薄い色素の眼も、神秘的で……。
本当に綺麗だよなぁ……。
そう思って、顔をもう少し近づけた瞬間、彼はゆっくりと寝返りをうった。
温かい何かがオレの唇にそっと触れる……。
二人の唇がそっと触れる……。
オレはバッと唇を離し、すぐさま部屋を飛び出た。
あぁぁぁぁぁ!
キスしちゃったよ……。
どうしよう…。
next
、