君の幸せ俺の幸せ

□第四話
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オレはずっと、彼を見つめていた。


「スゥ……」

彼、スクアーロはベットの上ですやすやと、眠っている。

とても無防備な寝姿に、オレは息を飲んだ。



白い肌に、長いまつ毛。

そして、薄い唇……。
薄い色素の眼も、神秘的で……。


本当に綺麗だよなぁ……。

そう思って、顔をもう少し近づけた瞬間、彼はゆっくりと寝返りをうった。


温かい何かがオレの唇にそっと触れる……。

二人の唇がそっと触れる……。


オレはバッと唇を離し、すぐさま部屋を飛び出た。



あぁぁぁぁぁ!

キスしちゃったよ……。

どうしよう…。

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