デュラララ!!

□ひとりじゃなくて
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静雄の後ろ姿を見る。何を考えているのか私は聞こうかとも思ったが
聞いたところで足手まといになるのが目に見えてたし静雄の
役に立つこともできないって分かっていたので私は静かに背中を見守ることにしたのだ。

「…なあ亜子」
「え?・・・何?」

普段、考え事をしてる時私には話しかけてこないし普段無口で話す回数も少ないので
急に声をかけられて少し驚いた。

「…じ、人生計画とか立ててるか?」
「ふえ?」

また静雄かららしくない言葉。これまた驚いた。さっきの数十倍に。

「…どうなんだ?」
「まあ、一応大まかには決めてるけど…」
「…そっか」
「え?」
「あ?」
「それだけ?」
「ああ」

当分、私が静雄とこれ以上の関係で暮らせるのは来ないようです。
それでも彼女として静雄の側にいれるくらいなら私はまだこのままでもいいかなって思った。


きっと未来は私ひとりじゃなくて静雄も傍にいるんだよね


静ちゃん…まだ難しいです。

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