REBORN!連載
□第4話
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??「今の、何?」
いきなり上の方から声が聞こえ、そちらに目をやると貯水槽の上で雲雀が欠伸をしながら翠を見ていた。
翠『雲雀…ちゃん?今の話、聞いてた…?』
雲雀「…別に聞きたかった訳じゃないけどね」
雲雀は貯水槽から降り翠に近づいた。
雲雀「今の話だと彼女の方が悪いみたいだけど、何であの時言わなかったの?」
先程の話を思い出しながら翠に問う雲雀。
雲雀の言う『あの時』を翠も思い出して言う。
翠『いや、雲雀ちゃん聞く耳持たなかったでしょ…』
先程雲雀に殴られた部分に触れつつも少し嬉しそうな顔をする翠。
雲雀「…何、その顔」
翠『雲雀ちゃんが俺と普通に話してくれるのが嬉しくてさ。
俺が風紀乱したからって理由で口きいてくれないかと思った』
雲雀「さっきの話が無かったらまた咬み殺してたよ。…で、もっと話を詳しく聞きたいんだけど」
雲雀の問いに翠は順を追って説明した。