☆★捧げ文★☆

□キリ番6200番 リラー様
2ページ/4ページ

とりあえず無理だと言って帰ってもらいました。
遊馬君とかカイト君とかデュエルのレベル高くてついていけなそうだもん…
璃緒も用事があると言って先に帰ってしまったため今私は一人で帰宅中。
一人で帰っていると色んな人からタッグを組んでくれと声をかけられた。
よく知らない人と組むのはちょっと…
丁重にお断りしてまた一人で帰路についた。

凌牙「おい」

名無しさん『あれ?凌牙??璃緒なら先に帰ったケド』

凌牙「…用があるのは璃緒じゃねぇ、お前だ」

凌牙が私に?
なんだろう…

凌牙「お前、タッグデュエル大会には出ねぇのか?」

名無しさん『その言葉そのまま返すよ。
凌牙こそ組んでって言う子多いんじゃない?』

凌牙「あ?知らねぇよ、そんなん。
お前こそ遊馬やカイトに組んでくれって言われてたみてぇじゃねぇか」

何で知ってるの?

名無しさん『璃緒にでも聞いたの??
でも遊馬君やカイト君のレベルについていけなそうだから断ったんだよ』

凌牙「…だったらオレと組めばいいじゃねぇか。
オレに対してだったら足引っ張っても気になんねぇだろ」

名無しさん『確かに凌牙にならあんまり気にならないけど…凌牙はいいの?』

絶対足引っ張るよ?という意味を込めて凌牙に聞くと、凌牙は何故か顔をそらした。

凌牙「…よくなきゃオレから誘うわけねぇだろ」

あ、誘われてたんだ、これ。

名無しさん『凌牙がいいなら、私は構わないけど』

凌牙「じゃあ、決まりだな。エントリーはオレがしておいてやる」

凌牙がそう言ったとき、遠くから私を呼ぶ声が聞こえてきた。
声の主は遊馬君だった。うるさいとでも言いたそうな顔でカイト君もついてきている。

遊馬「なぁ名無しさん!やっぱりオレと組んでくれよ!!」

カイト「いや、ハルトのためにもオレと組んでくれ」

さっきお断りしたのに…しつこ…あ、いやいや。めげないね、二人とも。

名無しさん『え、えーと、ごめん!凌牙と組んじゃった』

凌牙「まぁ、そういうわけだ。諦めろ」

遊馬「なんでシャークは良くてオレはダメなんだ!?かっとビングが足りないのか!?」

名無しさん『かっとビング?が足りないのかどうかはわからないけど、凌牙とは幼馴染だし、足引っ張ってもあんまり気にならないし、いいかなって思って』

カイト「クソッ、その幼馴染フラグが憎い!!」

フラグって…事実だよ?
てか、カイト君キャラ壊れてるよ??大丈夫??

凌牙「…お前らでタッグ組めばいいじゃねぇか」

遊馬「名無しさんと同じ事言うなよ!!」

二人とも強いんだしいいと思うんだけどな…

カイト「…この大会の優勝タッグが呼ばれる名前を忘れているようだな…」

名無しさん『…?…あ、ベストカップル!』

今更思い出したけど、璃緒がそんなこと言ってたなぁ…

カイト「オレと遊馬が組んで優勝した日にはどうなるか、わかるだろう…」

カイト君と遊馬君が優勝した時のことを想像してみた。
みんなからそういう仲だったのかと冷やかされる(というか冷たい目で見られる)二人の姿が見えた。
どうしよう、ドンマイとしか言いようがないんだけど…

名無しさん『…ドンマイd(^_^;)』

遊馬「や、だから組まねぇって!!」

カイト「オレの話を聞いていたのか!?」

そ、そんなに責められても…
私のせいなの?コレ…




次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ