小説

□義も集えば馬鹿となる
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幸村「さあ三成殿もご一緒に!」

兼続「共に義を叫ぼうではないか!」

大声で叫びながら三成に詰め寄る幸村と兼続

三成「恥ずかしくないのか貴様らは!」

凄まじい恥を感じ、扇を握りしめる三成

兼続「さぁさぁさぁ、三成!!!義と愛をさけぶんだ!!!」

暑苦しさを感じるほどに詰め寄ってくる兼続に、三成はさらに扇を握りしめ、振り上げ、力いっぱい振り下ろした

三成「目障りなのだよっ!!!!!!!!!!!」

三成の扇が兼続の脳天に直撃した

兼続「不義っ!!」

頭を抑えつつ睨む兼続

三成「耳障りなのだよ!!!!!!」

がすがすと扇で更に叩く

幸村「み、三成殿おやめください!兼続殿も三成殿を煽らないでください(以下略)」

エスカレートし出した三成を必死に止めようと幸村は頑張るが

「「幸村!!!どっちだ!!!!」」

と言われてしまい

幸村「え、えーと…」

と口を噤むこととなった

兼続「幸村は私と一緒に義を叫んでいたのだ!」

三成「過去形ということはもう嫌になったということなのだよ!」

幸村争奪戦が始まろうと下時

颯爽と慶次参上

慶次「行くぜ幸村ぁ!」

長篠の時のように幸村を抱えて走り去ろうとする慶次

幸村「ちょ、え、慶次殿!?///」

「「幸村ぁぁぁあっ!!!」」

京まで行こうとしたら三成の罠が炸裂

慶次「ぐはっ!」

幸村「け、慶次殿ーっ!!」

倒れ込む慶次を心配する幸村

幸村、お前はなぜ無傷なんだ←

三成「愚か者が!愚か者が!!」

兼続「ふっ、この暴れん坊め(>>三成)」

幸村「なにするんですか2人とも!慶次殿が…!!」

幸村はおろおろしている

兼続「大丈夫だ幸村、慶次はそれくらいで死ぬ男ではない」

意味のないフォローをする兼続

幸村「ですが…慶次殿…」

どんだけ慶次が好きなんだ幸村

兼続「……愛だな、幸村!」←

突然何を言い出すんだ兼続

幸村「え、か、兼続殿っなにいって…!///」

兼続「恥ずかしがることはない!幸村、それが愛だろう?」

幸村「っ…!!///」

三成「恥ずかしいだろうな、幸村」

今まで空気になっていた三成が割って入る

兼続「どうした三成まで。愛に恥ずかしいことなど何もない!」

三成「愛ではなく兼続、貴様が恥ずかしい!!」

幸村「…(たしかに…)」←

幸村は正論であると感じてしまう←

兼続「なっ……三成、なぜそんな不義なことを言うのだ!」

三成「不義ではない。事実だ」(しれっ)

幸村「…まぁまぁ2人とも…(なんか振り出しに戻りそうですね…)」

少し不安を感じる幸村だが、その不安通りになっていく2人

兼続「何っ!大体三成、お前はたまに義を小馬鹿にしたようなことを言うが、あれは許せん!不義だ!」

三成「ふん、大体貴様が義だの愛だの暑苦しいから悪いのだ!!」

もうよくわからない争いに発展していく

兼続「義と愛を愚弄するか!いいか、義というものはだな(以下略)」

もう幸村は放置である

三成「だからそれが暑苦しいと…!!(以下略)」

幸村「……お、お二方……いい加減にしてくださいー!!真田流奥義!」←

幸村無理矢理参戦

兼続「幸村、何を……ぐはぁ!」

三成「ぐはっ……やるな…幸村…」

幸村「そっそれ以上やると言うのであれば私を倒してからにしてください!」

ゆきむら は こんらん している!▽

三成「さすがにそれは無理なのだよ、幸村」

幸村「……え、どうしてですか?お二人共私より攻撃力高いじゃないですか」

兼続「いや……人間にはできることとできないことがあって、これは後者にあたる」

三成「大体、幸村に攻撃してみろ、下で伸びてる慶次になにされるか」

そこか三成

幸村「そうなのですか?」

兼続「確かにそうだな」

三成「だろう?まぁこのさい兼続は無視か」

また三成は兼続を邪険に扱う

兼続「む、無視は不義だぞ三成!寂しいではないか!」

三成「知るか。不義とか関係なく寂しいだけだろう」

冷たすぎる三成の態度についに兼続は

兼続「フギー!(泣)」←

幸村「ああっ、兼続殿が……」

三成「等々壊れたか…仕方あるまい」

兼続「不義め!不義め!(泣)」

幸村「ああっ兼続殿が政宗殿のような口調に!」←





おわり



あとがき
サーセンwwwww
その一言につきますすみません
だがしかし、後悔も反省もしていない\(^o^)/
楽しかったです!またやりましょう!!ヒサギ様!!←

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