戦国 BASARA
□こっちを向いてよhoney..
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―・―・・―・・・―・・・・
――ガラガラガラ――バン!!
「名無しさん、いるか??」
………!!
「…ち、チカ!Σ」
突然元親がドアを開き、今の光景を見られてしまった。
想定通り元親は顔を真っ赤にし激怒している。
「んの野郎!!!……俺の名無しさんに何してやがる!!」
元親が政宗に殴りかかろうと机を蹴散らしながら向かってきた。
政宗はどこか予想していたような冷静さでニタリと笑う。
そして、
「What?? 見て分かンねえか?」
あろうことか政宗は名無しさんに再度口付けた。
元親が見ている事などお構いなしに。
見せびらかすように。
深く、激しく――――、。
「て、テメエッ!!!」
「名無しさんのkiss甘っ。オメエ名無しさんを独り占めか。許せねえな。こんなイイもん味わうのは俺だけだぜ」
元親は噴火するぐらい顔を真っ赤にした。
政宗は元親を睨む。
「おい、俺の名無しさんに… オメエ覚悟出来てんだろうな?」
元親のドスのきいた低い声が響く。
「 覚悟?Yes!!生憎そんなもんは、とっくに出来てるぜ」
元親が指をボキボキ鳴らし、拳を作る。政宗も退けをとらず指を鳴らした。
「お前から名無しさんを奪う覚悟をな!」
「糞野郎!!!望むところだ!」
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