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□狼に狙われた兎
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ここは荒木の家。
珍しく勉強を教えてほしいと言われたので、勉強を教えに来たわけだが・・・
「お前、眼鏡かけるんだな。」
「?そうだけど・・・。あれいってなかったっけ?」
「ああ。」
「まぁさすがに運動するときはとってっけど、勉強するときはないとちょっと不便だからさ。俺眼ぇ悪いんだよ。」
そういいながらベットに倒れる。
まだ一問しかといてないというのに「もう無理」なんて言ってる荒木。
まぁこうなることは何となく予想していたわけだが、いざやられると対処に困る。
「お前が言ったんだろ。宿題終わんないから手伝ってとか言ったのは。さっさと済ませろよ。」
俺がそういうと荒木はぶすーっとしながら「休憩です」と言ってまたベットへと倒れる。
相変わらずこんなんだし困ったな。
そう思いながら俺は荒木に一つ提案をする。
「じゃあお前が勉強やらないならお仕置きしてもいい「やります。」
まぁ当然と言っちゃ当然の反応だけれど、あまりの即答ぶりにびっくりした。
お仕置きがそんなに嫌なんだなとおもいながら、荒木の宿題を見ていた。
そして数時間後、荒木の宿題も終わり荒木は自分のかけていた眼鏡をとろうとした。
「とるのか?」
なんかもったいない感がして荒木に俺はそう聞くと「当たり前だろ」と言って眼鏡をはずす動作に戻ろうとする。
その戻ろうとする瞬間反射的に体が動き、俺は荒木にキスをする。
とはいっても眼鏡が邪魔だったので顔を斜めにしながらだったのだが・・・。
唇から離すと荒木は顔を真っ赤にしながらクッションを俺にたたきつける。
「いたっ。なに?」
「なにじゃねぇよ!!なにすんだよいきなり!!」
顔を真っ赤にされながら言われても、怖くないしむしろ可愛いなんて思ってしまう。なんかホントに自分が気持ち悪くなるくらい。
「ったくよぉ〜・・・。キスするなら言えばいいのに・・・。」
「えっ?」
「なんにもない!!つか謝れよ!!反省しろ!!」
「あ〜はいはいゴメンナサイ。」
狼に狙われた兎
「でも今度はもっといいのをしてあg「うるさい。黙れ変態。」
end