ぶん
□あなたと過ごす世界で一番幸せな時間
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3月28日
今日は俺の誕生日だ。
だから、俺は自分にとって一番大切な人に一番初めに「おめでとう」といってもらいたかった。
そうじゃなくても、せめて声だけでも聞きたかった。
でも、飛鳥さんは俺が望んでいる以上のことをしてくれた。
俺に会いに来てくれるのだ。しかも今から。
俺はそれが嬉しくて、寝巻きに近い格好なのにもかかわらず外へ出て飛鳥さんがくるのを待つ。
しばらくして遠くのほうから、足音がする。今は真夜中。そんな時間に歩き回る人なんてほとんどいない。
だからこの足音が誰のものなのかは俺はわかっていて。
「飛鳥さん。」
そう俺が声をかけると、飛鳥さんは息切れしながら俺に抱きつき俺が言ってほしい言葉をはじめに言ってくれる。
「鬼丸、HAPPY BIRTHDAY。」
「ありがとうございます・・・。飛鳥さん・・・。」
そういいながら抱きついた飛鳥さんを俺からも強く抱きしめる。
あなたと過ごす世界で一番幸せな時間
「俺、今すごく幸せっす。」
「それはよかった・・・。」
そういいながら、頬をうっすらと赤く染めた飛鳥さんがそっと俺にキスをする。
照れてるのか、それとも走ってきて熱いのかわからないけど愛しい人からのキスに答える。
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鬼丸ごめんねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
昨日かこうと思ったらかけなくて今日になっちゃったよう!!!
ほんとにごめんなさい!!でも飛鳥さんがいるからいいよね^p^p^p^ニヨニヨ←(黙れ。