ぶん
□会って言いたいこの気持ち
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12時ぴったり。
愛しい人物から電話が来た。
そのとき俺は練習がいつもより厳しかったので、寝ていたのだが携帯のバイブによっておこされる。
そして電話に出ると、相手は俺とはま逆のテンションで話し始める。
『もしもし、飛鳥さんですか?俺っす。鬼丸っす。』
「ああ。わかってる。で、何なんか用があるんでろ?」
『あっいえ。声が聞きたかっただけです。』
「えっ?」
『今日何日かわかりますか?』
鬼丸が突然そんなことを聞いてくるから、携帯のディスプレイの右上を見る。
3月28日。
その日にちを見て俺はすぐに気付く。
「誕生日だったっけ・・・。おめでとう。」
『はい!!自分で言うのもなんですけど飛鳥さんに一番初めに祝ってほしくて。なんかすみません。』
そんなことを聞いたら、鬼丸に会いたくなってきた。
顔を見て、誕生日おめでとうと言いたい。
「鬼丸。」
『えっ?家っすけど・・・。』
「じゃあ待っててくれ。会いに行く。」
俺はそういって電話を切り、まだ少し寒い外に上着1枚は追っただけという格好で鬼丸に会いに行く。
会って言いたいこの気持ち
何だろう・・・。俺今すごく鬼丸に会いたい。
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鬼丸誕生日おめでとう!!!!
飛鳥さんに祝ってもらう鬼丸を創造していたらこんなものが・・・(!?
あしたになりますがちょっと続きますよ。