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□HAPPY BIRTHDAY
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「飛鳥さん!!お誕生日おめでとうございます!!」



俺はそういいながらクラッカーを鳴らす。


ここは俺の部屋。
今、俺と飛鳥さんで誕生日会を開いている。(まだよくそのこと飛鳥さんは理解してないみたいだけど。)



「え・・・?知っていたのか?」


飛鳥さんはいきなりのことでびっくりしているようで目を丸くしながら俺に聞いた。


「当たり前じゃないですか。だって飛鳥さんは俺の大切な人ッスから。」


飛鳥さんが驚くことも無理はない。
だっておれはこの日のために数日前からずっと準備をしていたのだから。
すべては飛鳥さんの喜ぶ顔がみたいから。


俺がそういうと飛鳥さんはうれしそうに微笑みながらながらお礼を言った。



「鬼丸・・・。ありがとうな。//」


いつも俺がそういうことを言うと顔を真っ赤にして怒るのに。急にデレるなんて可愛すぎますよ。


とそんなことを思いつつ、俺は飛鳥さんに買ったプレゼントを渡した。



「そうだ飛鳥さんこれ。プレゼントッス!飛鳥さんマフラーがないって言ってたんで買ってきたんです。」



「ありがとう。なんかすまないな。俺だけこんなことばかりしてもらって。」



そういいながら飛鳥さんはプレゼントを受け取る。



「だって飛鳥さんの誕生日なんですから。当たり前じゃないっすか。」



「でも・・。あっそうだ!俺に何かしてほしいことあるか?なんでもいいから。」



飛鳥さんがニコニコしながらそういうと俺は少し考えてからいった。



「じゃあ春樹って下の名前で呼んでください。」



「なっ///」



「だって飛鳥さんなんでもいいって言ったでしょう?」



俺がそういうと観念したようで顔を真っ赤にしながら小さな声で言ってくれた



「春樹・・・///」



そんなことを言われたらもう我慢できない。



頭で思うより先に体が動いていたみたいで、気付けば飛鳥さんの唇に自分の唇を重ねていた。


「なんてことするんだお前は!!///」


「すみません。これも誕生日プレゼントだと思って。ねっ?」




end
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