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□お勉強しましょ
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俺は今飛鳥さんの部屋にいる。
そんで、俺の大っ嫌いな勉強をしている。
なんでそんな大っ嫌いな勉強を大好きな飛鳥さんの前でやらなくてはならないのかというと・・・
数時間前に戻る・・・・
今日はたまたま監督の用事で、午前だけで練習が終わった。
最近試合や練習で忙しかったぶん全然二人で遊ぶことがなかった。
なので、今日は飛鳥さんと二人でどこか遊びに行こうと思い、飛鳥さんを誘ったのだが・・・
『なにいっているんだ?お前もうすぐテストなんだから勉強しなきゃだろ?しかも、この間のテストほとんど赤点だったらしいじゃないか。だったらなおさら遊んじゃダメだろ。』
と言われてしまい、言い返そうにも言い返せなくて俺ががっかりしながら帰ろうとすると、
『鬼丸!!なんだったら俺が教えようか?一人でやるよりはいいと思うんだが・・。』
そんなことを大好きな人に言われていやなんていうわけがない。しかも上目づかいならなおさらだ。
そんなわけで俺は今飛鳥さんの部屋で勉強をしているのだが・・・。
はっきり言って多分一人のが集中できると思う。だって飛鳥さんが眼鏡をかけてしかも至近距離で勉強を教えてくれるのだから。もうなんか頭になんも入ってこないし、ドキドキが止まらない。
「〜〜〜になるからここはこうなって・・・おい。鬼丸きいてるか?」
「へぁ?ああ。すみません・・・。」
ヤバイいきなりすぎて変な声でた。
俺の変な声が面白かったのかくすっと少し笑うと、優しく微笑んでくれた。
やばい。そんなの反則ですよ飛鳥さん。
理性が持たなくなる。
「飛鳥さん・・・。キスしてもいいですか?」
ホントはすぐにキスしちゃいたいけど底をぐっと我慢した。
飛鳥さんは顔を真っ赤にしてしまった。
「べっ勉強終わってから。」
そういうとそっぽを向いてしまった。
そんなこといわれても我慢できるはずがなく、俺が後ろから抱きしめる。
「飛鳥さん・・・だめ?」
そういうと飛鳥さんはぐるっと回って俺のほうを向き一瞬俺の唇に飛鳥さんの唇が触った。
それはホントに触れるか触れないかくらいのキスだった。でも
「早くおわろせろよ。・・・・春樹。」
でも、飛鳥さんがすごく小さい声ではあったけど俺の下の名前で呼んでくれたからなんかそれだけでもいいかなと思った。
end
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