LOOKON
□序章
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他の人に迷惑を掛けちゃいけません。
これは幼い頃から母から受けた教訓であり、誰しもが一度は聞いた事があるのではないだろうか。
だがこれは言うまでもなく人間として当たり前の、言わば常識である。
「やあやあ、こんにちは。
私は君等の所では神様に当たる存在だよー。偉いよー、凄いよー、敬えよー。まぁ気軽にかみぃと呼んでくれたまえ！」
が、しかし。
それをいとも簡単に破ってくれた馬鹿ではた迷惑な女がいた。
「いやねー、アニメの世界にトリップしたいっていう女の子がいたんだけどー。その子のお願い聞いてトリップさせたらさぁ何と君まで巻き込まれちゃって！」
私の充実した平凡的毎日をいとも簡単にぶっ壊しやがった、女。
「君を戻す事は可能だよ？でも不可能。私がする気ないからねっ。」
一発殴らせろ、そして礼を言わせて欲しい。
「だから君も同じ世界にトリップしてもらいまーす！悪く思わないで、ね？」
こんな愉快で不愉快な出来事に巻き込んでくれたのだから！
ーー
どうしてもやりたかった傍観連載。最近落乱に嵌まった私が１番大好きなのが傍観なので、つい←
しかしながら主人公の性格はかなり歪むと思われる。