深夏「ゴッド!フィンガー!!」
俺、杉崎鍵と紅葉知弦、椎名深夏、椎名真冬の四人はゲームセンターにいた。その理由は昨日に遡る。
くりむ「モビルスーツほど強い人型ロボットはないのよ!」
会長がいつものように、平たい胸を張って、ガンダムファンが言いそうな事を口にしていた。
鍵・知弦・深夏・真冬「「「「・・・」」」」
くりむ「・・・何よ!」
鍵「ガンダムが見たいんですか、それともゲームがしたいんですか?」
くりむ「ど、どうしてそれが!?」
そりゃ、「ガンダム」って言っちゃったら、アニメかゲームしかないだろう。この人の場合、小説や漫画を読んではまることが多いからな・・・
くりむ「明日!駅前のゲームセンターに集合!十分なお金を持ってくること!」
・・・この一言により、俺達はここにいるのだ。
だが、肝心の会長は風邪をひいて休み、メールしたら「あんたたちで楽しんでなさい」と返信が来た。
なので今、俺達は歴代ガンダムで遊べるゲームをしているのだが・・・
深夏「シャイニング!フィンガー!」
真冬「ええ!?」
深夏「ゴッド!フィンガー!」
鍵「く・・・しまった!」
と、誰がやっても深夏に勝てる様子はない。なので・・・
鍵「じゃあ、チーム戦だ!」
鍵以外の生徒会メンバー「「「え?」」」
鍵「チーム戦だよ、チーム戦。じゃないと、単体では誰も深夏に勝てねーって。」
知弦「そうね、そうしましょう。」
チーム分けは、俺、知弦さんvs椎名姉妹となった。
使用MSは、
俺 ガンダムエクシア
知弦さん ガンダムデスサイズヘル
深夏 ゴッドガンダム
真冬ちゃん イージスガンダム
となった。
バトルが始まると、深夏は狙いを知弦さんに定め、突っ込んでいった。知弦さんから、「こっちは任せなさい」とアイコンタクトが飛んできたので、俺は真冬ちゃんを相手にすることにした。
真冬ちゃんは意外と強く、俺も一回撃墜されてしまった。
だが、俺も負けてはいられない。真冬ちゃんにトランザムの連続斬りをお見舞いしてやった。
鍵「俺が!ガンダムだ!」
だが・・・
その直後、イージスにつかまれた俺のエクシアは、自爆によって共倒れ、俺のチームの戦力ゲージがゼロになり、負けた。
(俺のハーレムメンバーはガンダムも強いのか・・・)
その後、メンバーはそれぞれ帰路に就いた。
−次の日−
くりむ「人型ロボットでは、大気圏突入は難しいのよ!」
(昨日ゲーセン行けなかったの悔しがってるな・・・)
会長以外のメンバーが、そう思ったことだろう・・・
くりむ「・・・何よ!私が悔しがってるとでも言いたいの!ねえ、何か言いなさいよ、ねえーっ!」
初めての作品です。文章表現など、未熟な点があればご容赦ください。