新幹線でGO

□小さな芋煮会(山形&秋田、東北)
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「おじゃましまぁす」

秋田の元気の良い声が玄関から聞こえる。

「ああ、秋田。待っでだ…」

割烹着姿の山形が出迎える。

「うわぁ、凄い良い匂い…」

零れんばかりの秋田の笑顔。

「沢山作っだ。たぁんとけ」
「本当に良いの?」
「ああ…」

秋田は山形の後ろに着いて室内へ入る。

「そうだ山形。これ…」

秋田は持参したお櫃を渡す。
それを怪訝そうに小首を傾げ受け取る山形。

「ご飯だよ」
「ああ、ありがど…」

笑顔を浮かべた。
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