新幹線でGO
□小さな芋煮会(山形&秋田、東北)
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「わらわらやんべがな…」
山形は割烹着を着てシンクの前で腕まくりをする。
対するは大量の里芋と、太めな長ネギ。そして、白蒟蒻、しめじと牛蒡、人参と言った面々がシンク内ところ狭しと転がっていた。
「…」
慣れた手つきで次々と皮を剥いていく。
そして、食べやすく切っていくと鍋に油を敷き自慢の牛肉、野菜を軽く炒めていく。
そして、水、出汁を入れるとコトコト煮はじめる。
「ひとまず、これでええべ…」
軽く灰汁を取ると蓋を閉め、側に置いてあった椅子に腰を下ろした。