新幹線でGO

□俺の嫁さ…(秋田&山形)
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「秋田…」
「どうしたの?山形…」

いつになく真剣な表情の山形。
秋田もただならぬ雰囲気に真剣な表情で答える。

「秋田。俺の嫁さこ」
「えっ?」

急な、そして突拍子もない山形の告白に秋田は固まる。

「秋田の嫁さ貰っとええ」
「なに言ってんのさ山形」
「ぜってぇ、おめぇさ幸せにすっがら…」
「でも、そんな急に…」
「おめぇさ、俺の事きれぇが?」
「そんなことないよ。どっちかって言うと好きだよ」
「なら、決まりだべ」

そっと山形は秋田の手を取ると、その綿の手袋を外し用意していた指輪を所定の位置にはめる。

「秋田。俺、おめぇさずっと愛してっがら…」

山形はニッコリ微笑んだ。
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