読み物・文 ―短編ばかり♪―

□口付けだけは優しくて
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口付けだけは優しくて




「再不斬さんお早ようございます早く起きて下さい」
と、再不斬さんを揺するといきなり左の手首を掴まれる。余りの力の強さに思わず声が出た。
「い…った、」
そのまま抱きかかえられ、再不斬さんの胸板の上に顔が乗る。直接伝わる心臓のおと。これだと僕の胸の音も再不斬さんに聞こえてしまうんじゃないかと不安になる。ここまでドキドキしてるのは、再不斬さんは乱暴だけど、でもやっぱり僕は再不斬さんの事が…。
「白」
「は、はい」
呼ばれて焦って汗ばんだ手を再不斬さんの肩に置く。
「いなくなるなよ…」
「?」
よく見ると寝ていた。寝言、ですか。所詮再不斬さんにとっては僕なんてそんなものなのだと感じた。少しでも期待したのがバカだった。これからは再不斬さんが寝ている間にこっそりキスしようと思います。




乱暴だけど好き。。。のキーワードで書いて贈ってくれましたv
可愛いです〜(*^nn^*)
ありがとうございます♪♪

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