FINAL FANTASY
□キミの強さ
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バッツやジタン、スコールが…ボクの仲間が、カオス側のセフィロスに捕えられた。
それを聞いたボクは、急いでクラウドの元へ向かった。
「クラウド！」
大きい声を出して、ボクは扉を開けた。すると、部屋の中には傷だらけのクラウドが倒れていた。
ボクはすぐ様クラウドに駆け寄った。
「クラウド！しっかりしなよ！クラウド！！」
クラウドは気を失っていてボクの声が届いていない。
クラウドの体から、ぬめりとした温かい感触。
―…血だ。
見れば、クラウドの横っ腹の辺りからたくさんの血が溢れ出していた。
「ひ…っ クラウド！起きてよ！クラウド！！」
ボクのは少しだけ目に涙を溜めて、クラウドを呼ぶ。