◆mainU

□恋のわけがない。
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「俺…あれ、?何で此処に…」
ふらつきながらも臨也は立ち上がる。


「覚えてねぇのかよ、お前。それに…」

「よく分からないけど…貸し作っちゃったなら、まとめて今度返すからさ。じゃあね、シズちゃん。」
と言いつつも、臨也がぐらりと倒れる。


「おっま…!」
まさにナイスキャッチというものだ。


こいつがいつも命を狙いあっている奴か…?と思えるほどの安らかな顔をしてすやすやと俺の腕の中で眠ってしまった。


不覚にもこの寝顔にどきっとしてしまう自分が居る。

いや…相手はノミ蟲だぞ。
男だろ…っ。それに…いつも裏で何かをしている折原臨也だろ、


さあて…おれはどうしちまったものか。

これが恋…?いや、ないない。


end,
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