小説
□俺の隣で。
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※アニメネタばれが少々あり。
苦手な方は見ないほうがいいかと思います。
ニノさんに告白された。
こういうのは普通、男の方からだと思うのだが俺達の場合は逆らしい。
けど「一緒に金星に行ってくれないか?」そう言われたことが何より一番嬉しくて、そんな些細なことはどうでも良くなっていた。
………例えば星とか村長とかシスターとか、星とか星とか星とかアホ天体とか邪魔者がたくさん居て、ニノさんの親に俺が挨拶に行くとかそういうのよりは、ただの旅行っぽくなってしまったが。
それでもニノさんが
「おいリク、どうした?腹でも減ったか?なら魚でも取ってきてやろうか??」
それでもニノさんが
「いえ、大丈夫ですよニノさん。ちょっと考え事でもしていただけですから」
ニノさんが
「そうか、ならいいんだ」
ニノさんがこうして俺の横で、ずっと笑っていてくれるなら。