駄文
□温泉に行こう
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「久しぶりだってばよ〜、温泉。」
家の風呂が壊れたナルトは木の葉の温泉に来ていた。
ガラッ
「あっ、サクラちゃんも来てたんだってば?」
「あら、ナルト!偶然ね。」
「家のお風呂壊れちゃってさ。」
「そっか。私は任務がたまたまこの近くだったのよ。汗だくだったから軽く流していこうかってね。サイとサスケ君も来てるわよ。」
「へえ。お〜いサイ〜サ〜スケ〜!」
「そんなに大きい声出さなくても聞こえてますよ、ナルト。」
「はた迷惑な奴だなウスラトンカチ。」
「むっ!何だよサスケ。お前写輪眼使って覗くなよ!」
「んな事するか!」
「写輪眼って覗きも出来るんですか?」
「アホな事聞くんじゃねぇ!」
しばらくの沈黙の後、女湯から声が聞こえてきた。
サスケは何気に耳を澄まして聞いてみる。
「ナルト、あんたの肌って滑らかで気持ちいいわね。」
滑らかで気持ちいい…
確かにあいつの肌は白くて綺麗だよな。
「え〜?そう?」
「ちょっと触らせて。」
「うはっ!くすぐったいってばサクラちゃん!」
どこ触ってんだサクラ!
羨ましいぜ、俺だって触った事ないってのに!
「胸、前より大きくなったんじゃない?」
むっ胸?
「よっ!」
「ひゃあっ!何すんだってばサクラちゃん!」
「あ、やっぱり大きくなってる!片手に入りきらないわ。」
「も〜〜っサクラちゃんてばっ///」
滑らかな白い肌の、片手に入りきらない豊満なナルトの胸……
触れたなら、さっきみたいな甘い声をあげるのだろうか…
「ひゃあっ…サスケェ…」
ブーッ
「おい!誰か鼻血出して倒れたぞ!」
「うわっ温泉が血の池地獄だぜ!」
「お〜い!担架ないか?担架!」
「そこの色白兄ちゃん!笑ってないで助けてやれよ!」
「いや、僕は無関係ですから。」
その後、サクラに造血丸を貰い事なきを得たが。
里には『うちはの者は長湯すると鼻血が出て危ないらしい』との変な噂が流れたとか。