no title 3
□ひとすくい 一匙
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匙を一舐め
黒色:一緒にいるのが苦しくなるのにももう堪えかねました。君たちのことが大好きだから、まだその記憶が大半を占めている間にやめさせて下さい。さよなら、さよなら、さよなら、僕の、神様。僕の、天使。
――黒色 が 退出しました。
――現在チャットルームには誰もいません。
――しろろ が 入室しました。
しろろ:黒…。
しろろ:辛かったよな。何の助けも出来なくて、本当に…っ、
しろろ:ごめん。ごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめん
しろろ:黒のことは絶対俺が守るから
しろろ:だから、ずっと俺をお前の一番でいさせて
――しろろ が 退出しました。
――現在チャットルームには誰もいません。
――現在チャットルームには誰もいません。
――現在チャットルームには誰もいません。