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□大嘘憑きの戯言日和
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大嘘憑きの戯言日和 (めだかボックス


※「戯言」とか言ってるけど他の西尾作品とは一切関係ない。






『まず、根本から否定させて貰うぜ。

 僕はもう「大嘘憑き」ではないから戯言なんて言いようがない。

 つまり僕は最低で最弱な人間だ。あ、ルビはマイナスでマイナスだよ、勿論』

「タイトルに駄目出しするような馬鹿者はお前くらいだ球摩川」

『……そう言ってる辺りが確かに週間少年ジャンプの主人公っぽいよね、めだかちゃんは』





大嘘憑きの戯れ言日和





 この話の主役はこの僕、球磨川禊。

 流石に括弧が憑かない地の文で括弧つけは面倒だから無しにしよう。

 ついでにこれは特に話題は決まっていないしそれこそがこの本題だ。

 テーマを決めるのがテーマ。

 なんて意味のない話だろうね、これこそ無駄で無意味、つまりマイナスだ。

 あ、最も僕はめだかちゃんに改心させられてるからマイナスがどんなに素敵かなんて語るほど知らないんだけどね、あはは。

 頑張らないでテーマも決まらない。

 まあ、これがこの話の最終テーマなのかもね、多分。

 あーしまった。テーマ決めちゃった。

 でもまあ頑張ってテーマが決まったら「努力が報われる」っていうプラスになっちゃうのか。

 じゃあいっか。普通に普通のことをしてました、っと。

 あ、ルビはマイナスにマイナスね。

 もう言わなくても解るかな、解るよね。

 最も僕は僕が何言ってるのか解ってないけど。

 うん、でも半分位は理解してるよしてるともさ。

 それって凄いと思わない?

 だって僕の言葉は誰に何時訊いても理解不能って言われるしね。

 ああそっか、リアルには台詞にいちいちルビなんでつけてらんないからか。

 しょうがないなぁ、なるべくルビが必要な台詞は言わないことにしよう。

 あ、この場合のリアルって、僕らからしたときの現実だぜ。

 読者からしたらまさしく二次元な訳だ。

 あーでもほら、どこからが二次元で何処からが三次元かなんて実際の所分かんないよねー。

 僕がリアルだとして、でもそのリアルの僕を読んでいる読者がいるかも知れないしね。

 だから僕はいちいちルビとかなんとか今言い直してるんだけどね。

 ふー、疲れたね、流石に。憑かれたようだったからね。

 イッツオールフィクション!!

 嘘嘘。

 僕はもう大嘘憑きじゃないからね。

 喋り過ぎた疲れを無かったことには出来ないんだよね、うーん、残念かも。

 これ、振り返ってみるといい感じに無価値で無意味で無関心に通り過ぎることが出来る話だね、わーい。


『ぐだぐだ過ごすのは人生の無価値を決定付けてくれるんだぜ!!』


 なぁんてのたまってみました!

 括弧つけだよ、文字通りね(笑)

 え、呆れた?あー、そう。

 うんっ、じゃあお詫びしなきゃね。

 僕が女の子だったら裸エプロンで土下座って所なんだけど…。

 でもでもよく考えてみたら別に野郎が裸エプロンしちゃいけないって法は無いんだよね、あは。

 じゃあそういうこと……え、駄目?

 うん、うん、え、何なに?

 男の裸エプロンは見苦しい?

 えー、僕は至極真面目だったんだけどなぁ、残念だなぁ。


『じゃあその螺旋曲がった感性を矯正すると言うことで』

「馬鹿者」

『おー、半角にして2650字目の再登場』

「お前は無駄に時間を使うな。私に改心されたならその無駄な時間を一分一秒でも他人の幸せに使え」

『む、めだかちゃん融通きかないー』

「貴様はもう一度戦いたいか」

『それは暫くは遠慮するぜ』

「うむ。わかっておればよい」

『……めだかちゃんって偶に凄く的外れだよね』


 あ、痛い痛い。耳引っ張んないで。

 ふーむ、僕には暫く無価値な時間も来なそうだね。

 めだかちゃん厳しいからなー。

 しょうがないかなぁ。

 うーん、もっとお喋りしたかったけどなぁ、残念だなぁ。


『ま、取り敢えずそういうことで』

「球磨川、仕事だ」

『あ、はーい』







▼井戸端日和










これは多分小説ではない。
と私は思うのだが果たして読んでいる皆さんはどう感じるのだろうか。
この小説?は球磨川禊のキャラを掴むべく書いてみた試験的なものなので、もしかしたら私は全く彼を読み違えている可能性も無きにしも非ず。
私がめだかボックスを揃えたのはつい昨日の事である故。
取り敢えず、私にめだかボックスを巡り合わせてくれた友達に送りつけてみようと思います←

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