BOOK

□鋼鉄島の蒼き波動
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『おっはー』

こうてつじま入り口。

ヒカリ「ミオシティにいると、鋼鉄島で修行しろ修行しろとみんなが言うものだから仕方なく来てみたけど…入り口に一般人とは思えない怪しい人がいるために入れない私」

ゲン「本人の目の前で独り言を言わないでくれるかな?」

ヒカリ「いたのか」

ゲン「私はかなり目立つ恰好をしていると思うんだけどね…まあいいさ。
キミは?」

ヒカリ「ケルベロスヒカリ」

ゲン「ヒカリというんだね、良い名前だ」

ヒカリ「なぜバレた」

ゲン「私の名前はゲン。
鋼鉄島で修行をしているうちに、ここまで来るのが難儀になってしまい最近はここに住んでいるトレーナーだよ」

ヒカリ「つまりニー」

ゲン「おっとその先はオブラートに包んで捨ててくれ」

ヒカリ「わかった、『ト』をオブラートに包んで捨てる。
…お前ゲンっていうのか」

ゲン「ああ」

ヒカリ「昔の人みたいな名前だな」

ゲン「…ヒカリは少し口調が乱暴だね。あまり好ましくはないよ」

ヒカリ「そうか?」

▽ヒカリは表情を変えず、くりくりとした目でゲンを見上げる!

▽ヒカリは少し、ゲンに興味があるようだ!

ゲン「そうだ、ちょうどこれからルカリオと修行に行くところなんだ。
よかったら一緒に修行しないかい?」

ヒカリ「うーん、ゲンは良いヤツか?」

ゲン「良いヤツだよ」

ヒカリ「じゃあ行かない」

ゲン「…なぜ…?」


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