BOOK
□変装の中身ヘター
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『捕まえた』
ラムダ「あのな」
コトネ「触らないで欲しい」
ラムダ「怒るなよー。
お前を縛るのも仕事のうちなんだって」
▽ラムダはコトネをキツく縛った!
ギシッ
コトネ「っあ゙う、いたいっ」
ラムダ「うわ、今の反応たまんねー」
コトネ「ロリコン」
ラムダ「お前と一緒に来た赤髪野郎がそうなんじゃねぇか?
気ぃつけろよ」
コトネ「まさか」
*
ラムダ「なんだ?」
コトネ「…なんで毒がそんな早く消えるの」
ラムダ「どくけしくらい持ってるっつーの」
コトネ「でも」
ラムダ「あらかじめドガースの毒打っといてあるからな。
回るのは遅いし効果も薄い」
コトネ「うわ、ガチなのこわい」
ラムダ「あんまりオレ様を弄ると、痛いことしちまうぞ」
コトネ「弄らなくても痛いことするクセに」
ラムダ「あ?なんだ?
気づいてたのかよ。
そうだなあ、もうちょいしたらこの部屋でドガースにコトネを爆破してもらわにゃならなくなるからな」
コトネ「…………」
ラムダ「恐い顔すんなって。
ウチのボスの判断だから従わなきゃなんだよ。
まあー…直ぐだぜすぐ」
コトネ「酷い」
ラムダ「痛いのは誰でもイヤだよな」
コトネ「そんなのドガースが痛いじゃん!」
ラムダ「…なんだそりゃ。
幸せな頭してんなあ」
▽ラムダは呆れたように頭を掻いた!
▽でも目はすわっている…