図書室

□☆おでこ
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 甘えちゃいけない…。

 分かってる。

 でも、チャドは優しくて。

 その優しさに、甘えてしまいたくなる。

「…一護?」

 チャドは俺のいつもと違う態度を読み取って。

「…どうした」

 理由を聞くふりだけして、俺のおでこにキスしてくれる。

「…昔、俺が落ち込んでると、アブウェロがいつもこうしてくれた」

 チャドの柔らかくて温かい唇。

 すごく気持ち良くて、心の底から安堵出来る。



 だから、もう少しだけ、このままで−−

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