Hyotei

□中編
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「別れて、ください」





何を言われたんか、分からんかった。分かりたくもなかった。











ここから、また 中編





「なん、でや」



何とか声になったその言葉に、小雪はごめんなさいとしか言わへんかった。





どうやって帰ったんか、分からへん。
気付いたら俺の部屋に居た。


ショック、やった。

小雪から別れを切り出したことも。
小雪の言葉に、こんなにも傷付いてる俺自身にも―…



小雪が来るはずだった部屋で、俺は一睡も出来ずに一晩を過ごした。






考えてもしゃあないから、俺は小雪に直後聞こ思て、寝不足の体を引きずって学校に向かった。

クラスに小雪は居らんかった。
まだ学校に来てへんのかなと思うて、俺は自分の教室に戻った。








そんなんが続いて、一週間が経ったー……
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