03/13の日記

23:05
疎外感
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なんか

私が関東北部出身ってか魂が栃木にあって

周りの人が西日本出身って人ばっかりだからなのかもしれないけど

なんかが違う。




今こうやって私がぬくぬくと暖かい布団で寝ている間にも瓦礫や泥に生き埋めにされてる人がたくさんいて

こうやって日記書くのにiモード回線開いてる間にも家族と連絡がとれない人がたくさんいて

温かい食べ物を食べたいだけいっぱい食べている間にも食料不足で困っている人がたくさんいる




そんな風に考えると



「先生、家族の無事が確認できました」

「そうか、これで気兼ねなく仕事できるな」



…これだけの会話にイライラしてしまう

私が運針なんかしてるうちに北日本の人がどれだけ苦しんでると思っているのか家族の安否わかって安心しただけで気兼ねが消える訳ねーだろ


って言い返しそうになったりしてしまう


日曜日

だからって引きこもってワンセグ見てるだけじゃ仕方ないから

外に出たらあまりに日常的過ぎてなんか疎外感を感じた



考え過ぎなのは分かる

ただ、北が大変なのにこうして普通に普通の休日として回っている目の前の現実が怖い

そう思っているのは私だけなのかと思うともっと怖い
知ってる?
東北の町がいくつも壊滅してて、たくさんの人が亡くなってて、まるで戦後のような有様になってるんだよ?

って言いたくなってしまう


でもきっと、この地震が西日本で起きてまだ私が関東に住んでいたなら

私も普通に気兼ねなく生活するだろうしこんなに考えることもしないと思う。




地元帰りたい

帰っても何もできないかもしれないけど何かしたい

偉そうなことばっかり書いて結局私もここで普通に生活するしかない

歯痒い

地元、家族と離れて生きるとは、こういう時に何も手伝えないという事、覚悟しなかった訳ではないけど

悔しい

せめて、まだ電気の通らない我が家で家族と一緒に寝てやりたい




ちょろっとそんなことを言ったら、やっぱり鹿児島には分からないと言われた

鹿児島がやられたら分かるよとしか普通に言える言葉がなかった

ひょごにお前おかしいと言われても



私がおかしいのか

周りがおかしいのか


それこそ私には分からない




歯痒い

くそっ

本気で歯痒い



でもどうしようもなくて




ここでは節電と募金しかできることがない




そしてこんなばっか巡ってる私は小さい人間だ

器がちいさすぎてヘドがでそう






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