02/20の日記
23：37
現状は海
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岸の向こう側へ渡ろうと
私は泳ぎ出したけど
途中で泳ぎ疲れて
腕が前に進まない
脚が水面を叩けない
私はそのまま溺れていく
現実という名の深海へ
理想と現実の違に埋もれて息ができない
ストレスという水圧に押し潰されて目も開けられない
開いたところでここには光も届かないのだけれど
言葉というプランクトンでは私には足りないの
疲れた身体を癒すにはこの場所はキツすぎる
じゃあ私は何が必要なの？
わからない
解らない
分からない
判らない
落ちていく
堕ちていく
そうか、ここが
底“現状”か
ならば、することは一つ
目を開けろ
周りを把握しろ
上を見ろ
光を目指して
地面を思いっ切り蹴れ
誰も手なんか差し出してはくれない
再びこの海を泳ぐのなら自分でまた始めなければ
いつだって、始めるのはこの脚からだ
もう一度泳ごう
もう一度向こう岸を目指そう
その為にはまた光の元へ行かなくては
しかしてそこも同じ海“現状”
泳ぎ切れ
泳ぎ切れ
そこにはきっと
岸“未来”が待ってる
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